愛知県豊田市若林の若林歯科は、一生健康で豊かな生活を送るために、自分の歯で噛むことが、非常に大切な役割を果たしていると考えています。
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フッ素について

フッ素ってなに?

フッ素は地球上に広く存在している自然のものです。人体中(特に歯や骨に多い)はもちろん、地殻・海水・河川・植物・動物など、あらゆるものに必ず含まれています。

フッ素が含まれていない飲食物は地球上に存在しません。 成人の場合、必須栄養素として1日3mg必要とされています。

(体重1kgあたり0.05mgが適正摂取量)

食品1キログラムの中のフッ素量

むし歯予防の強い味方な理由

1. 歯質強化

歯の表面を酸に溶けにくくし、強い歯に変えていきます。
フッ素が歯のエナメル質や象牙質に取り込まれて、強い結晶構造をつくることで、歯を強くし酸に溶けにくくします。

歯質強化

2. 再石灰化の促進

フッ素がむし歯になりかかった部分へのミネラルの取り込みを助け、歯の回復(再石灰化)を促進します。

歯の回復(再石灰化)を促進
3. 細菌の抑制

フッ素の抗菌力により、むし歯の原因菌のひとつであるミュータンス菌の働きを抑えてくれます。

細菌の抑制

 

◆ 本当に予防に効果的なの?

FDI(国際歯科連盟)が推奨する、むし歯予防方法ランキング

1位 水道水フロリデーション
2位 フッ化物添加食塩、学校給水のフッ素濃度適正化
3位 フッ化物洗口
4位 フッ化物配合歯磨剤

1位、2位は日本では行われていません。(⇒フロリデーションについてはこちらへ
さらに、日本でよく言われる”歯磨きと甘いもの制限”もランク外です。
残念ながら、日本は、むし歯予防後進国なのです。
フッ素を正しく使用することがむし歯予防に効果的であることは、世界では当たり前なのです。

若林歯科では、日本の遅れたむし歯の予防方法ではなく、世界でスタンダードに行われている方法をお伝えしています。

フロリデーションについて

最強のむし歯予防法は、水道水フッ化物濃度適正化(フロリデーション)です!

※水道水のフッ素濃度を、0.7~1.2ppmに調整することで、1945年から欧米で行われています。
(現在の日本の水道水の基準 は0.8ppm以下 )

フロリデーションは、年間60円程度で、子供からお年寄りまで一生涯予防できる非常に優れた方法です。世界で60カ国以上、4億を超える人々がフロリデーションによる虫歯予防の恩恵を受けています。おもな国をあげると、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、スイス、ロシア、韓国、フィリピン、マレーシアなど。(水道事情が悪い国では、食塩にフッ素を添加したり、フッ化物の錠剤などを応用している国もあります。 )

日本では、偽学者が“フッ素には人種によって感受性が違う“などと変な理屈をこねて反対するため、実現していません。(※在日米軍基地ではフロリデーションが行われています。米軍基地で働く日本人は恩恵を受けこそすれ、弊害はでていません。)また、学校や幼稚園での集団フッ素洗口に反対する保護者が存在するのも、日本独特の異常な現象です。

「歯医者が、むし歯が減って困るから反対しているのだろう」と言う人がいますが、開業医の団体である日本歯科医師会は、以前よりフロリデーションを推奨しています。
最近、ようやく国も重い腰をあげ、実施にむけて少し動き出したようです。

小さな子供から寝たきりの高齢者まで、貧富の差や歯に対する関心の差に関係なく、みんながフッ素の恩恵をうけることのできるフロリデーションが、1日も早く日本でも取り入れられることを願っています。

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若林歯科でのフッ素塗布

フッ素塗布という処置には、塗布方法や使用するフッ化物の濃度、保護者のフッ素塗布に対する誤解など、様々な問題あります。なぜフッ素が虫歯予防になるのかを知らずに「フッ素塗ってください」とおっしゃる保護者の方も多く、おかしな“フッ素神話“が一人歩きしているようです。

フッ素塗布で一番重要なことは、歯の表面に付いている汚れはしっかり除去するということです。 プラーク(歯垢)は当然ですが、厳密に言えば歯の表面に唾液がついていてもいけません。(歯に唾液がつくと、表面にペリクルという膜ができます。この膜はフッ素が歯に浸透するのを阻害してしまうのです。)
つまり、フッ素塗布は、歯をしっかり乾燥させた状態で、塗布し続けなければなりません。

歯のクリーニング

そして塗布時間は全部の歯の場合3~5分間塗り続ける必要があります。

このように医学的に効果のあるフッ素塗布には手間も時間もかかります。

日本中いたるところでフッ素塗布が行われているようですが、どのくらいのところで医学的に効果のある処置が行われているかは疑問です。

豊田市では、1歳6ヶ月や3歳健診の際にフッ素塗布を行っていますが、歯の汚れもとっていない状態の唾液だらけの歯に、ササッと適当に塗っているだけです。

フッ素塗布の方法

実際に多くの歯科医院で行われているフッ素塗布も同じレベルなようで、他院でフッ素塗布をしてもらったとおっしゃる保護者に「どのくらい時間がかかりましたか」とお聞きすると、ほとんどの方が数十秒と答えられます。そのような塗り方は効果はまったく期待できない“おまじない“程度のものです。

”フッ素無料!”とさかんにアピールしている歯科医院がありますが、一体どんなフッ化物をどのように塗っているのでしょうか?

また保護者の方から「フッ素はいくらですか?」ということをきかれます。
当院では、医療機関として効果のない処置は行いたくないので、低年齢で上記のような“おまじない“のような塗り方しかできない場合はフッ素塗布は行いません。(虫歯予防のためでなく、単にトレーニングとして塗る場合もあります。この場合は無料。)それ以外で医学的に効果のある塗布方法が可能な場合は¥500~2000です。

お子さんの虫歯になりやすさよって、推奨されるフッ素の利用方法は異なります。当院では、適正濃度のフッ素を毎日家庭で使用するのが一番効果的であることをご説明しております。歯科医院でのフッ素塗は必ずしも全てのお子さんに必要ではありません。おかしな”フッ素神話”に踊らされないようにしましょう。

フッ素の濃度を考慮し、正しい方法で使用するのが、虫歯予防には大切なのです。

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フッ素を使った予防方法

フッ化物洗口

ミラノール若林歯科では、毎日適切にフッ素を取り入れる方法として、フッ素洗口を推奨しています。

1日1回、歯磨き後に低濃度(0.05%:250ppm)のフッ化物で約1分間うがいをする方法です。
フッ化物洗口は、豊田市内の幼稚園・小学校で週1回行っているところもあります。

効果的なフッ素応用のポイントは、「低濃度」のフッ化ナトリウムを「頻回数」、「長期間」応用することです。この概念に最も合った方法が「フッ素洗口」です。ブクブクうがいのできるお子さんであれば、簡単にできます。

若林歯科での費用は、専用ボトル(¥300)+フッ化物1包(¥150)と、とっても低価格で簡単に予防ができます。(1包で約1ヶ月分です。)

当院のキッズクラブ”ピカピカクラブ”の会員であれば、フッ素洗口剤がさらに会員価格になりますよ。

フッ素入り歯磨剤


フッ化物配合のハミガキ剤かどうかを見分けるには、ハミガキ剤の裏面などに記載されている成分表を見てみましょう。

薬用成分の欄に「フッ化ナトリウム」、「モノフルオロリン酸ナトリウム」、「フッ化第一スズ」のいずれかが表示してあればフッ化物配合のハミガキ剤ですが、当院では「フッ化ナトリウム」入りのものをオススメしています。
また、濃度も大切です。

歯磨き剤選びのポイントとして、

  1. フッ化ナトリウムとして900ppm
  2. キシリトール25%以上配合
  3. 研磨剤・発泡剤が無配合

があげられますが、今お家で使用されている歯磨剤は、いかがでしょうか?

市販されているものの中には、いかにもなことが書いてあっても、フッ素がまったく配合されていない
ただの食品レベルのものがたくさんあります。
むし歯予防のために!と思って使用していても、それがまったく効果がなかったら無意味です。
また、正しい量で正しい使い方をしないと、本当の意味でむし歯予防にはなりません。

若林歯科では、適切な製品選びのアドバイスや、効果的な使い方について説明を行っています。

安全性は?

フッ素の安全性については、あくまでも過量摂取が問題となるので、決められた使用方法を守っていただければ、まず問題はありません。しかし、過量に摂取すると害(中毒)を生じます。

慢性中毒

長年にわたって飲料水などから過量のフッ素を摂取した時に生ずるもので、歯牙フッ素症(班状歯)と骨フッ素症(骨硬化症)の2つがあります。

歯牙フッ素症(班状歯)は、適量の2~3倍以上のフッ素を、あごの骨の中で歯ができ始める時期から長年にわたり継続して摂取した場合に起こるもので、歯の表面に白班や縞模様が現れたものをいます。 また、骨フッ素症(骨硬化症)は、さらに多くのフッ素、すなわち適量の約10倍以上を数十年間摂取した場合に起こることがあります 。

急性中毒

一度に多量のフッ素を摂取した時に生ずるもので、吐き気、嘔吐、腹部不快感などの症状を示します。応急処置として牛乳を飲ませ、医師の診察を受けてください。
フッ素の急性中毒量は、体重1Kg当たりフッ素として約2mgです。

フッ化物洗口(「ミラノールR」)の1回量に含まれるフッ素は約2.25mgです。(紅茶1杯分のフッ素濃度)
体重30kgのお子さんが急性症状を起こす量は、急性中毒量2mg×30=60mgとなり、これは「ミラノール」約27回分を一度に飲んだのと同じ計算です。

フッ素の安全性・有効性は、WHOをはじめ、世界各国の専門機関が認めています。

日本でも、平成15年には、4歳から14歳までの子供のフッ素洗口の実施を推奨する、「フッ化物推奨ガイドライン」が、厚生省から各都道府県、市区町村に周知されました。「人間が生きている通常の条件で健康および最良の条件を保持するのに普通に必要とされる<有益>な元素」であると考えれば、フッ素の位置づけと有用性が理解しやすくなると考えます。

<参考文献>
『フッ化物ではじめるむし歯予防』
日本口腔衛生学会フッ化物応用委員会編(医歯薬出版株式会社)

日本歯科医師会のHP 


フッ素塗布

歯科医院で高濃度(9,000ppm以上)のフッ化物を歯面に塗布してもらう予防方法です。生えて間もない、むし歯になりやすい歯や、歯と歯の間などハブラシが届きにくい、むし歯の発生しやすい場所にも効果的です。歯科医院で年に数回、フッ化物歯面塗布を受けることが推奨されます。

※フッ素塗布については誤解されている方がたくさんいらっしゃるので、必ずコチラのページをご覧ください。
 ⇒若林歯科でのフッ素塗布について

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